保育園の睡眠は命がけ。
SIDSは、保育園に限らず起こることなので
この表現は大袈裟かもしれません。
しかし、そのくらいの危機意識は必要です。
↓SIDSについて(厚生労働省HPより引用)
睡眠中に赤ちゃんが死亡する原因には、乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)という病気のほか、窒息などによる事故があります。
○ SIDSは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因のわからない病気で、窒息などの事故とは異なります。
○ 令和元年には78名の乳幼児がSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因としては第4位となっています。
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そうなんです、SIDSは都市伝説なんかじゃありません。亡くなった子どもたちの人数を数字で見ると、ハッとさせられます。
でも、何を気をつけたら良いの?と言うことになります。シンプルに3点あげます。
SIDSを防ぐための3つのポイント
①窒息を防ぐ
・窒息のリスクとなるものの排除
〔例〕
-やわらかい布団、タオル、枕、ぬいぐるみなど
-すべてのヒモ類
-口の中のもの(吐しゃ物、食べ物、小物)
-顔にかかっている布、物等
②うつぶせ寝をさせない
(窒息予防でもあり、突然死のリスク低減でもある)
③睡眠チェックをする(早く気づき、救急対応できるように)
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2年ほど前、③に必要な
❝睡眠チェック表❞の様式を変更しました。
以前のチェック表と比べ書きやすくなり、職員の危機意識についても、私を含め、向上した印象です。
今回は、そのチェック表を紹介します🐑
(Instagramからの引用で見づらくてすみません😢)
左の空欄は、一人ひとりの名前を入れるところです。
毎年、新年度準備のときに
このチェック表と「SIDS気をつけ方ポスター」を先生方にお渡ししています。
(・コットの上に〜の項目、日本語が変なので「コットで寝る際、コット専用シーツ以外は身体の下に敷かない」と訂正済みです。画像は修正前です、すみません。)
新しい環境下では、SIDSの発生率も高くなると言われています。新年度に向けて、またここで再び気を引き締めていきたいと思います🐑🐑🐑